konomi 卒園まで、あとわずかとなりました。
年長としての自信に満ち溢れ、入学の期待に胸を膨らませている春の日。
桃の節句に合わせ、園長先生のお茶会に招かれました。
まず、おひなさまの前に座り、節句という区切りや春の訪れのお話を聞きます。
懐紙を前に置き、菓子器からからお饅頭をとります。
正座をすること、手を前につきお礼をすること、両手で菓子器を渡すこと。
いつもと違う雰囲気に、背筋がしっかり伸びていました。
お抹茶が運ばれると、恐る恐る口をつけて「おいしい！」とあっという間に飲み干す子、なんとも言えない顔をしながらゆっくりと飲む子。
どうしても飲めなかった子も・・・
子どもたちのお抹茶は、薄めのため泡立ちが少ないのですが、目の前で点てた泡立った抹茶に「私も泡がいっぱいのお茶が飲みたい！」という声も上がりました。
お点前初体験の年長さんがほとんどでしたが、「お招きありがとうございました」と言って退席する姿に、一年生になる頼もしさを感じました。