ひばりぐみイヌが大はやり②

ピロピロにあこがれた4歳児のYちゃん。自分も犬『ペリーちゃん』を作りました。

家に帰って犬小屋もつくったようです。お母さんからその様子をお帳面で教えていただきました。
犬、すごく嬉しかったようで、門から駐車場までもひっぱっていました。
そして、車に乗るなり「あのな、ぺりーちゃんの家作らなあかんねん。段ボール2ついるねん!」
・・・やはり そうきたか!・・・
「はい  作りましょう!!」
スーパーで「これ いいんちゃう?こっちの箱の方がいいわ!」と真剣に箱を選んでいました。
「先生が、ここ切ってこうやって作っとたで」と指導??してもらいながら完成~!
その横で、Yは「ぺりーちゃんのえさ作らな!」と段ボールの切れ端をチョキチョキ。
やっと終わったと思ったら「あのな、ぺりーちゃんのミルクがいるねん。お皿も、お茶も!」
「・・・人間のごはん、まだ作ってないんやけど・・・と思いつつ、Yのリクエストにこたえて
二人で作りました。すべて出来上がって大喜びのY。頭から足から自分も犬小屋に入ってみたり
えさを食べさせたり(割りばしちょうだいと言って箸で食べさせていました)お世話に夢中でした。

約1時間「犬を飼うのって大変やなぁ・・・」と思いながら製作。でも実は自分もとても楽しんでいました。
子どもの願い(犬小屋が作りたい)という気持ちに寄り添ってくれたお母さん。Yちゃんは、自分の気持ちを受け止めてくれたお母さんに大きな信頼を寄せるのだろうと思います。そして、お母さん自身が楽しんで一緒に製作してくれたことも子どもにとって嬉しいことなのでしょうね。