クラスの集まりで「ジャンケン列車」をすることになりました。3歳児の子もルールがわかっていて、ジャンケンして負けたら勝った子の後ろにくっついて列車がだんだん長くなる遊びです。ところが、どうしても先頭になりたい5歳児のR君は、何回もジャンケンをし直したり、ジャンケンをしなかったり・・・とルールを破っていました。それに気づいた5歳児のA君、「ずるい!ルール守ってない!」と言います。さっそくみんなで話し合いをすることになりました。「勝ちたい気持ちはわかるけどルールを守ることも大切」ということが再確認できました。そして、もう一度だけジャンケン列車をすることになりました。
すると、R君はルールを守って、しかも最後には列車の先頭になることができ満面の笑みで後ろにクラス全員がつながっていました。ルールを守った上で先頭になることは、ルールを守らないよりずっとずっとうれしいことだと感じたことでしょう。
3・4・5歳児つばめ組