何か いる!

    せんせ〜!何か動いてる!〟
    園舎北側のひろ〜い草むらで遊んでいた子どもたちの大きな声が聞こえて来ます。
    何人かの子どもがすぐに図鑑を取りに保育室に帰ってきました。
    自分の小さな図鑑や分厚い園の図鑑をそれぞれ持って、草むらに。。。
    “葉っぱが動いてるとこにいるんや〟
    子どもたちはそ〜っとそ〜っと近づいて物体に目を凝らして見ようと、草むらの瞬間の動きを待ちます。

    “あっ!見えた!〟”見えた!顔が見えた❗️〟
    “目があって、鼻のところが黒くって・・〟
    “こっちみていたよ!〟
    見えなかった子どもは
    “どこ?どこにいる?〟
    目を凝らします。
    保育者も瞬間、物体の目が見えたようです。

    “なんだろう?〟図鑑を広げてみんな真剣です!
    “あっ❗️これ違う??〟
    “フェ・レ・ット・・と書いてあるよ!〟
    “どこかのお家で飼っているのとちがう?〟

    “イ・タ・チ! これちがう?〟
    “イタチや!〟”イタチや!〟

    イタチは何を食べる?
    調理室に行って、”せんせ〜!やさいありますか?〟
    調理の終わったクズ、キュウリとジャガイモと・・紙皿にのせて、イタチを誘う作戦です。

    さて、やさいを食べてくれるでしょうか?

    少し時間が過ぎて見に行ってみると、何と!! ナメクジが数匹・・

    絵本「いたちのてがみ」を読んでもらって
    「チーズを食べる」とありました。
    “今度はチーズを持ってくる!〟

    あれから毎日、草むらの中を覗き、イタチを待っていますが出てきません。